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海外で病院に上手にかかるコツ

日本人って医師にあんまり現在の病状、治療方針や薬について質問せず、素直に薬をもらってきて飲む。これで症状が落ち着けば問題ないのですが、快方に向かわないと、「あの先生はいまいち」となる。
 しかも、医師も相手が意思疎通がうまくいかないと思うからなのか、説明をあんまりしてくれず、簡単にしか言ってくれないことも結構多いため、医師と患者の間のすれ違いは日本以上に多いと思います。

また、日本人は症状があっても我慢することが多く、 特に海外だと「あまり病院にかかりたくない」という意識が働いて病院受診が後手後手になることも。
しかし、多くの場合、軽い症状のうちであれば、小さなクリニックでも対応可能なことも、重症化してしまうとクリニックでは十分な治療が受けれない、大病院で侵襲度の高い治療を不安な気持ちで受けることになります。

これは日本でも海外でもいえることですが、治療が世界的に標準化されつつあるとはいえ、病院の規模が病状に合わなかったり、医師の治療に対する考え方や医師との性格的な相性等が合わなかったりすると、 医師・患者の間に信頼関係は構築されず、治療はうまくいきません。


受診時は下記のことに気を配りながら、納得いく治療を受けることをお勧めします
  • 治療内容、病状、検査で分かったこと・分からなかったこと、今後の方針、費用、薬の服用に関する注意はできるだけ質問し、クリアにする
  • 口頭で回答をもらうだけではなく、文書化、図式化してもらい、理解しやすくする
  • 病状にあった病院を選択する
  • 日本語、日本人スタッフにこだわらず、地元での評判等も加味して病院を選択する
  • 我慢せずに軽症のうちに受診する
  • 健康な時に病気の時に必要な単語・文をリスト化しておく
  • できるだけ元気な人に付き添ってもらい、説明・質問等を一緒にしっかり聞いてもらう
これらを試みていまいち、と思うようであれば、不信感を募らせたままの治療は良い結果をもたらしません。
病院の変更を考慮しても良いかもしれません。



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